兵庫県の斎藤元彦前知事が失職したことにより、兵庫県知事選挙が11月17日に行われます。
立候補者7名のうち、紅一点である稲村和美さん。
稲村和美さんには前尼崎市長という肩書をお持ちです。
今回は稲村和美さんの評判や学歴、夫や子供などの家族構成について調べてみました。
稲村和美の評判と実績
稲村和美さんの政治家としての評判はどのようなものがあるのでしょうか。
尼崎市長時代の実績を見ていきます。
尼崎市の財政再建
市長就任当初から「本当にお金がなかった」、借金を返すために借金をするという悪循環から「なんとか出口が見えるところまできた」とおっしゃっています。
尼崎市内にあった18園あった市立幼稚園を9園に半減させたんです。
もちろん子育て世帯には大きく影響したことでしょうし、批判もあったと容易に想像できます。
ただ中学校の給食制度導入や子ども医療費助成を拡充したりと、「代わりに何ができるか」「市としての優先順位を示してきた」と常に市民と向き合って改革を進めてきています。
暴力団事務所の排除
地域や警察との連携により、尼崎市にあった暴力団事務所をゼロにするという難しい課題にも取り組まれました。
また違法風俗街を閉鎖したことで尼崎市の治安は格段に良くなり、市民の安心にも繋がり高く評価されました。
USBメモリー紛失事件
尼崎市民の約46万人分のデータが入ったUSBメモリーを尼崎市と契約していた委託先社員が、市の許可なくUSBメモリーに個人情報を入れて持ち出した。
さらに関係社員と飲酒後にUSBメモリーの入ったカバンを一時紛失するという事件が発生してしまった。
この時は稲村和美さんのボーナス全額カットを初め、組織体制の見直しなど信頼回復に努めたが未だに批判する声もあります。
稲村和美市長の期末手当約195万円を全額カットすることを明らかにした。支給は30日に予定されていた。「市民に対する行政への信頼を大きく失墜させたことに対する反省と、再発防止に向けた強い決意、姿勢を目に見える形で示すため」として同日、市長の専決処分で条例を改正した。
引用元:神戸新聞NEXT
稲村和美の学歴
1972年11月10日(昭和47年51歳)、出身は大阪府。
奈良県立奈良高等学校を卒業し、1年の浪人期間を経て神戸大学法学部へ進学。
実は入学した後で自分の興味があるのは社会学であったことに気付いたが、法学部での学びはその後の財産になったと言っています。
大学在学中にボランティア活動
稲村和美さんが大学3回生の時に、阪神淡路大震災が起きました。
稲村和美さん自身は奈良県の自宅から遠距離通学だったため被災しませんでしたが、大学が長期休校になり避難所での泊まり込みのボランティアに尽力されたそう。
実家の奈良から神戸大学法学部へ通っていた頃、阪神・淡路大震災が起こった。周辺大学ではボランティアセンターが立ち上がったが、神戸大学は動きが鈍かったという。そこで「なければ自分で作ればいい」とDIY精神が芽生える。
引用元:南部再生
なんと自ら代表を務め、神戸大学総合ボランティアセンターを設立!
被災者の住宅再建がなかなか進まないことに疑問を持ち、被災者支援政策の勉強会に参加したときに尼崎市議に出会ったことがきっかけで尼崎市議会会派スタッフになりました。
稲村和美の経歴
企業就職から兵庫県議会議員へ
神戸に住んでみたいということから神戸に本社がある神栄石野証券(現SMBCフレンド証券)株式会社へ入社。
急に理由が女子大生っぽくてなんか好感が持てますね!
約4年半で退職をして転職活動をしようとしていたところ、尼崎市長選挙のスタッフとして声がかかり、チームの一員として白井文さんの市長当選を支えました。
その後、稲村和美さん自身も2003年の県議会議員選挙に出馬し当選を果たします。
議員在職中には費用弁償制度への問題提起や政務活動費の領収書の自主公開など、とりわけ震災以降の多額の借金が課題となっていた財政問題を中心に活動されてきました。
県議会議員から尼崎市長へ
兵庫県議会議員を辞職し、2010年に尼崎市長選挙へ無所属で出馬し、当選。
38歳という当時の全国最年少女性市長として尼崎市長に就任され、以後3選を果たし2022年に任期を終え市長を退任しています。
稲村和美の家族構成
稲村和美さんは夫と子供の3人家族です。
夫は金属会社経営者
稲村和美さんの夫は56歳くらい(2024年10月現在)で、金属会社(従業員は5名程度)の経営をされているそうです。
社名などはわかりませんでしたが、2010年頃の内容なのでもしかすると会社規模は大きくなっている可能性があります。
そして夫とは「事実婚のようななものを実践している」と2018年の記事で記載がありました。
おそらく夫とは籍を入れていない可能性が高いようです。
子供は1人娘がいる
就任当時、私は5歳の娘を保育園に送迎しており、有権者や男性議員から「仕事と子育ての両立ができるのか」という声は多くありました。
引用元:毎日新聞
お名前や現在の様子がわかるようなことは情報として見つけることができませんでしたが、年齢は19歳くらいだと推察されます。
稲村和美さん自身が美人で優秀な学校を卒業されている方なので、娘さんも美しく、優秀な大学や海外進学などの進路に進んでいるかもしれませんね。
将来は稲村和美さんのように政治家の道に進む可能性もあるかもしれません。
まとめ
稲村和美さんは有名大学を卒業し、有名企業に就職、兵庫県議会議員、尼崎市長という華々しい経歴をお持ちの方でした。
3人家族のママであり、育児と政治家という両立をこなしてきたキャリアウーマンでもあります。
稲村和美さんの今後の活動に期待しつつ、兵庫県知事選挙の行方が楽しみです。
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